交通弱者保護の意識

皆様お変わりありませんか?
暑くなってきましたので、いつもより走る時間が増えている方も多いと思います。


さて、4月12日にTeam Aqua Tamaさんの呼びかけによる多摩川河川敷の清掃活動に
スタッフ中山と参加してまいりました。


この活動に参加する目的は、私をはじめ、当店のお客様方もいつも使わせて
頂いている多摩川河川敷をきれいにしようと言う目的だけでなく、我々自身が
実際に多摩川を利用する歩行者となり、歩行者目線で多摩川を行き来する
サイクリストと歩行者の関係を再認識しようと言う、とても意義のある物でした。


私自身、多摩川河川敷を自転車で走行する時には、歩行者を守り、マナー
にも気を付け、スピードも出さずと言った事には十分注意を払っていると思って
おりました。多くの方もそうかと思います。
しかし、今回の活動を通じて思った事は、注意して走っている様に一見見えても、
歩行者から見れば十分にスピードが出ているし、往来する歩行者をよける時、
追い抜く時、必ずしも毎回危険を感じさせずに走行出来ている様には見えません
でした。
マナー良く優しい声で「通りまーす」と言って追い抜いて行ったサイクリストも、
その時の私からは怖いと思う位スピードが出ていたように感じた事もありました。


またすれ違った歩行者から「あぶないねぇ」と、リアルな呟きも耳に入ってきましたし、
少なくとも私もその時は同様に感じました。


あと怖いなと思ったのが5〜6人の隊列走行、これは私も参加している走行会でも、
この人数になる事がありますが、4人以下、若しくはそれぞれの車間を4〜5車身以上
開けて走るべきだと思いました。


これは多摩川河川敷だけに言える事ではなく、歩道を設けていない細い道や、
自転車通行可の歩道、歩行者の多い道等でも同じ事だと思います。
大事なのは交通弱者の立場になってサイクリストである自分の走り方を見直す事、
そういう習慣を身に着けて走ることだと思いました。


私も自転車ショップ経営者として、サイクルスポーツ普及の入り口の立場にあると
思っています。
道路を使う他の交通利用者を配慮して、安全に走る意識を持って貰える様に発信して
いく事は、我々の義務であり、責任だと思います。


あれからスタッフ中山と閉店後こんな話をよくしています。


次回こんな活動がある時は、皆様も一緒に如何ですか?





店主